このしお・CAFEプロジェクトは日本海が目の前に広がる、珠洲市片岩町の空き家を活用して、珠洲市の揚げ浜塩に特化したカフェを立ち上げるといったものです。
設計に至るまでには、金沢工業大学の竹内准教授や教授率いるゼミの学生の皆さんに現地に足を運んでいただきました。
現地に来て家屋とその環境を実際に確認することで、図面で書いた案と実際の構造にかなりのギャップがあることがわかったと語るゼミ生も。
昨年12月に実施された第1回目のプレゼンテーションの場では、学生の皆さんから3つの設計案の提案がありました。
「赤岩カフェ」「縁側カフェ」そして、「風穴カフェ」アンテスタッフと学生の皆さんで課題に対する議論が繰り広げられました。
最終的に、「風穴カフェ」に決定しました。
第2回目のプレゼンテーションではこの風穴カフェ案に改良点が加わり、提案されました。
〇過疎化する地域に新しい風を吹かせて新しい人が来てほしい。
〇地域に住んでいる人たちの心にも風穴が開けられたらいい。
〇原寸大のスケールになったときにどう感じるかが楽しみ。
と学生の皆さんは熱い気持ちで取り組んでいます。若い力が人とこの土地をつなぐ新しい風を送ってくれています。
前向きに取り組んでいただき、本当にありがとうございます!
これから学生の皆さんがどのように設計を完成させてくれるのか、私たちもとても楽しみです。
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