程よい甘さと柚子の豊かな香りが特徴の地サイダー
金沢湯涌サイダー 柚子乙女は、柚子街道・湯涌温泉にちなんで、柚子風味の地サイダー。程よい甘さと柚子の豊かな香りが特徴で、甘すぎずすっきり爽やかな飲み心地です。ラベルには湯涌温泉にゆかりが深い大正ロマンを代表する芸術家、竹久夢二が描いた美人画が描かれています。
湯涌街道の復興を願って
2008年の浅野川はんらんで大きな被害を受けた湯涌街道。その復興を願い、湯涌街道が「ゆず街道」ともされることから柚子風味の地サイダーを開発しました。今や湯涌温泉を代表する名産品として人気を博しています。
竹久夢二と金沢・湯涌温泉
竹久夢二は1884年(明治17年)、岡山県生まれの大正ロマンを代表する画家、詩人です。明治末期から大正時代にかけて、特に「夢二式」といわれる独特の美人画で注目を集めて有名になりました。夢二と金沢、湯涌温泉には、深い縁があります。夢二が18歳で上京し、絵ハガキ屋で働いている姿を見て一目惚れして結婚したのが、金沢出身の岸たまきでした。彼女をモデルに描いた美人画が「夢二式」として人気を博しました。
その後、たまきと離婚してから愛し合うようになった笠井彦乃とは、1917(大正6)年およそ3週間、金沢の湯涌温泉に滞在したといわれています。彦乃は夢二の生涯の恋人といわれ、湯涌温泉での滞在は夢二にとって生涯でもっとも幸せな時間だったといわれています。そういう縁もあって、湯涌温泉には、金沢湯涌夢二館があります。ここには夢二の生涯や金沢・湯涌との関係、代表的な作品などが紹介されていて、さまざまな角度から夢二のことを知ることができます。
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