地元の農産物や伝統技術を利用した商品開発 |
当社は地元の農産物や伝統技術を利用した商品開発を通して、農産物の生産振興、伝統技術の継承に貢献したいと考えております。当社の商品企画開発は地元の方々と向き合い、地域社会と関わることから生まれます。
奥能登・揚げ浜式製塩法で作られた塩を原料に
石川県珠洲市で500年以上も守り続けられている「揚げ浜式製塩法」。「潮汲み3年、潮まき10年」ともいわれる熟練した技術が必要な伝統技法です。この希少な揚げ浜式製塩法の塩を利用することで揚げ浜塩の伝統継承の重要性と質の良さを情報発信し、再認識に繋げたいと考えています。当社は生産者の方々、地元の方々のご協力のもと、揚げ浜塩を使った様々な商品を開発しています。
能登町のブルーベリーのブランド力向上と認知度アップ
1983年頃から石川県鳳珠郡能登町ではブルーベリー栽培が始まりました。その後、現在に至るまでにブルーベリーの生産者数は約90人まで増加しましたが、その約9割が60歳以上の高齢者です。
今後さらにブルーベリーを発展させていくためには、次世代を担う若い人材が必要不可欠となります。そのために、ブランド力向上と農家さんの収益向上を図り、若い人たちがブルーベリー栽培に取り組みやすい環境を作ることが必要です。私たちはその環境づくりに少しでも役立ちたいとの想いから「能登の里山サイダー 青のしずく」を開発しました。
被災からの地域復興、農産物生産の振興を願った取り組み |
当社は2008年の石川県・浅野川はんらんで被災した湯涌温泉の復興と活性化に貢献したいとの思いで2009年に「金沢湯涌サイダー 柚子乙女」を商品開発いたしました。販売開始して以来、地域復興、農産物生産の振興を願った様々な活動に取り組んで参りました。
2008年7月の大雨で被害を受けた湯涌温泉の復興を発信しようと開発された「金沢湯涌サイダー 柚子小町(柚子小町は販売数50万本を機に商品名を‘柚子乙女’にリニューアル)」。
また、「揚げ浜式製塩」の塩を使った奥能登地サイダー しおサイダーの売上の一部は2011年1月に奥能登塩田村に製塩道具の購入のために寄付させていただきました。また2011年以降は売上の一部を揚げ浜式製塩法を含めた能登の里山里海の文化の継承・発展のため、毎年寄付させていただいております。